こんにちは
企業様の採用支援をしている山崎です。
求人に力を入れているとしても、
必ずしも良い人材が
来るわけではないですよね。
というかむしろ、
来ないほうが多いですよね。
「きちんと広告の中身書いているのに
なんでズレた人間が来るのかなあ」
そんな場合は、もしかしたらコレが
原因かもしれません。
求人広告に足りていないモノ
それは「いい人の基準」です。
自社にとっての「いい人」がどういう人なのか?
これがわからない(と思われる)ままで
求人広告を出している会社というのは
けっこう多く存在しています。
「とにかくいい人がほしい」
これは理解できます。
会社をやっていれば、
いい人が欲しいのは当然です。
でも「いい人」って
どんな人なのでしょうか?
ちょっと10秒くらい
考えてみてください。
………………。
…………………………。
どうです、考えてみました?
頭に浮かんできた
あなたにとっての「いい人」は
どんな人でしたか?
もしかして、
こんな人だったりしませんか。
求)完璧な人
例えばこんな感じです。
「自分から考えて動ける人」
「コミュニケーション力がある人」
「気が利く人」
「モチベーションの高い人」
「会社の理念に深く共感する人」
つまり一言で言えば完璧な人です。
こんな人いたら最高ですよね!
『本当にいれば』の話ですけどね。
全部とは言わなくても、
「こういう人間じゃないと
ウチでは働からせないよ!」
とでも本音は言いたいような
ハードルの高い求人広告の会社は
たまに見かけます。
こんな完璧な人はいない!
こんな完璧な人って、
まず現実にいませんよね。
人間は不完全な生き物ですし、
どこかしら欠点があるのは普通。
良いところばかりの
人間がいないように、
悪いところばかりの人間も
そんなにいないもんです。
この先、言い方がちょっと
悪いかもしれません。
もし気を悪くしたら
申し訳ありません。
僕も例外ではありませんが、
世の中、平凡な人間が8割、
もしくは9割くらいを占めます。
残りの1割は、
平凡ではなく優秀で超人のような
仕事ができる人間かもしれません。
優秀な人は来ない
でも、それでも、
あなたの会社に
ピッタリかどうかは
わかりません。
持っている能力は素晴らしくても、
考え方に同調して
くれないかもしれません。
例えば、東大を出て就職することを選ばず
ベンチャー企業を興すような人たちは、
独自の哲学を持っていたりします。
別に東大出身でなくても
いいかもしれませんが、
地頭が良く、優秀な人ほど、
自分で物事を考える力があります。
その限られた一握りの優秀な人が
なぜ自分の会社に来てもらえると
思うのか。
僕には不思議です。
必要な人を見極めることの大事さ
つまり簡単に言えば、
『有名ではない』
『高い給料は払えない』
『特別な体験はさせてあげられない』
そういった会社には
基本的に優秀な人材は
来ないと思って間違いないです。
言い換えれば、
多くの中小企業が当てはまります。
僕自身の所だって例外ではありません。
じゃあそういった企業が求めるのは
どういった人材がいいのか。
それこそ冒頭でお話しした
『いい人』です。
その会社にピッタリな人材を
求めればいいのです。
優秀な人≒いい人
優秀な人といい人は
似ているようで違います。
『いい人』とは、
あなたの会社にとってピッタリな人。
それが結果的に優秀な人なのです。
その人と一緒に働きたいと思うか?
結局はこれじゃないかなと思っています。
単純な話ですが、
人を採用するときって
一緒に働いていく人間として、
ウマが合うかどうか。
これに尽きます。
結局、能力云々というよりも
一緒にやっていて心地良い人が
その会社にとっての優秀な人なわけです。
妙なトラブルも起こさないし、
真面目にきちんと
業務をこなしてくれる
そんな人を雇った方が、
結局は戦力になります。
カッコイイ見た目や肩書には
惑わされないでください。
結局は『一緒に働きたいか?』
これを基準にしてください。
今日のポイントおさらい
肩書や能力が優秀な人ではなく、
人として一緒に働きたいかを
基準にしましょう。
その方が長く働いてくれますし、
会社も大きくなっていきます。
本当に能力の高い
優秀な人を雇うには
それなりの報酬が必要です。
今日もご覧いただきまして
ありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。