採用にもマーケティングを持ち込もう

こんにちは。採用支援の山崎です。

人材採用をするとき、まずどんな手段を考えていますか?

ひとつは採用広告がありますよね。大手求人広告会社に出稿を依頼したり、色んな媒体に出稿をすることも手段です。

ほかにも採用エージェントに頼んで紹介してもらう、なんていうこともアリですよね。

でもその採用結果に満足されていますでしょうか。

きっと満足されていないからこそ、いい方法を探されているのではないかと思います。

広告内容を工夫したり、紹介に頼ったり、そのために多額の資金を突っ込んだり。
面接で変な質問をして応募者を試したり、頑張って会社の説明をして理解してもらおうとしたり。

でも結局、いい人材が採用できていないからこそ、「採用をどうにかしなきゃ」と課題を感じているのではないでしょうか。
もしかしたらその原因は、この記事でお話しする考え方が抜け落ちているからかもしれません。

みんな大事な考え方がごっそりとすっぽ抜けている

例えば会社の商品を売るときにはマーケティングを必ず考えますよね。
どう考えて商品を作れば市場に受け入れられる商品になるかなって、考えて商品を作るじゃないですか。

そして、お客様をどうやって集めるのかとか、どうやって売っていくのかとか。絶対にそこにはマーケティングの考え方があるはずです。

でもなんで、採用になるとどの企業様もマーケティングの考え方がすっぽり抜け落ちてしまうのでしょうか?

マーケティングとかお構いなしに、「とりあえず反応が来そうな媒体に広告出す」「お金払って紹介を頼む」くらいしかやってません。

そして、お金を払って広告を出して、後は何をしているのかというと……?
特に何もやっていなかったりします。

採用市場を見ていると98%くらいの会社がこんな感じの採用をしています。

集客と採用の考え方は基本が同じ

マーケティングという考え方を採用にも持ち込むのが、採用難に対する対策の1つなんですよね。

基本的に集客も採用も、マーケティングにおいては基本の考え方が同じです。分野違いに思えるかもしれませんが、同じなんです。集客での考え方が採用でも通用します。ただ、少しアレンジは必要ですが。

集客はお客様を集めるための概念。その『お客様』の部分が採用においては『応募者様』になるわけです。置き換えて考えれば良いわけですね。商品をお客様が買うのと同じように、応募者様も会社を選ぶわけですから、選ばれるための根拠や証拠を配置して見せていくわけです。

具体的には?

どんな思考で応募者様が応募してくるのか?それを考えてください。

求人サイトで求人票を探し、まずは何を見るのか? 多くの場合は給与面や休日などの条件を見ます。まずはそれでふるいにかけられます。条件面で「これならいいかな」と思えて妥協できた求人票を候補に残します。

いくつかの求人に目星を付けたらどうするか? 一定数の人はここで応募に至ることでしょう。

ただ、中にはそれで終わらずに、さらに情報を求める人たちがいます。そういった人は、給与などの条件だけではなく、自分がちゃんと納得できる職場なのかどうかを重要視します。

いわゆる意識高い系かもしれません。でもそういった人たちの方が良く考えて調べる癖があるので、「ここで働きたい」と思えるようなピッタリな職場に出会えた時は、良い社員になってくれる可能性が高まります。

そういった人たちはそこからどういった動きをするのでしょうか?

もっとどんな会社なのかを知りたいはずなので、会社名を調べて、会社の公式ホームページを見に行きます。もしくはyoutubeで動画を出していないか見に行く人もいるかもしれません。

いずれにしても、もっとその会社のことについて知りたいとなったら、『その会社のことが多く載っている場所』に行きますよね?

そう考えれば、どこに向かうのかは自然と答えが出ます。そうしたら、そこに色々な情報を載せていけばいいわけです。それだけでも安心材料が増えるので、良い応募者は増えていくでしょう。

ぜひ試してみてくださいね。

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。


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